よくある質問/Common question

Q1 業務内容の欄にある「見積り金額の精査」とはどのような業務ですか?

 

A1 はい。施工業者から出てきた見積りの金額が、工事の内容に対して適正かどうかをチェックする業務です。見積り中の材料の単価や人工(にんく)の金額、その他の経費の金額等もチェックします。少しでも多く利益を生みたいと思う事は、商いをしている立場では当然ですし、高く売れる物は高く売りたいと思う事も商売として当たり前の事です。では、見積り金額を精査する人間がいる場合といない場合の見積り金額にはどれくらいの差が生じる物なのでしょうか。状況にもよりますが、良心的な施工業者でも5%〜10%は違ってきます。一般的には15%〜20%位違います。適正金額が10万円の物を11万円で積算したり、12万円で積算したりします。つまり、素人相手では、その都度掛け率を変えて見積書を作成しているわけです。金額の知識の無い方ではこの差はなかなか指摘できない事柄でしょう。

 

 

Q2 業務内容の欄にある「設計監理」とはどのような業務ですか?

 

A2 デザインが決定して、その内容を反映させた図面をコバヤシデザインが描きます。その図面を基に、施工業者が工事を行います。施工業者が図面の内容通りの工事を行っているかどうかを、コバヤシデザインがチェックする業務です。手抜き工事をしてないか、安い建材にすり替えていないか、図面を読み間違えていないか、と言った事をチェックします。

 

 

Q3 店舗のデザインは、施工業者に頼むよりもデザイナーに頼む方が良いのか?

 

A3 一般の施工業者にはデザインを理解している人材はいません。(東証一部に上場しているような大手の内装施工業者は別です)つまりそれは、「どのような建材を使用して、それをどのように収めれば良いデザインが出来上がるのか」ということを理解している人間がいないという事です。そもそも、良いデザインの店舗を作る為にはどうすれば良いのかという事を知っている人間が施工業者にはいませんし、何よりも、良いデザインの店舗を作ろうと発想している人間がいないのです。施工業者はあまりデザインに興味が無いのです。片や、良いデザインを提供する事で更に次の仕事につなげていこうとする会社と、片や、より多く工事を受注し、より多く利益を生み出そうとする会社と・・・これは全然大げさな事ではなく、まったく本当の事なのです。施工業者は「より安く、よりノークレームで、利益率の高いものをできるだけ手間をかけずに・・・」という事を常に考えています。(商売ですから当たり前の事ですね)そのような施工業者に「良いデザイン」の話を持ち掛けても、全くのお門違いなのです。もしあなたが施工業者に写真を見せて「このようにしたいのだけれども」と相談するとします。そうすると返ってくる返事は2通りしかありません。1つは「了解です。任せておいてください。大丈夫です。安心してください。やった事ありますから」です。そして店舗完成の最後の段階で「似てはいるが全くニュアンスの違う物」が出来上がってきます。もうこれは後の祭りで、「やり直してください!、言った物と違うじゃないですか!!」と文句を言っても、「どうしてですか!、言われた物と同じ物になってるじゃないですか!!」というやり取りで終わりです。悪気があってやっている事ではなく、デザインの感覚を持ち合わせていないという事なのです。そしてもう1通りの返事が、「出来ますけど、高いですよ。それでもやりますか?」です。つまりこれはやった事がありませんということなのです。どの職種の職人に依頼すれば良いのか?いくら位する工事なのか?その辺の事が分からないのでこのような返事になってしまうのです。

 

 

Q4 自分(お施主様)の頭の中に、お店のデザインのイメージがあるのだが・・・

 

A4 はい。そのような場合は、私どもが、そのイメージでお店を作るお手伝いを致します。そのイメージをお聞かせください。漠然としたイメージでも、具体的なイメージでも構いません。まず、そのイメージを、言葉や画像や素材サンプルや建材カタログや写真集やスケッチなど様々な手段を使って、イメージを具体的にする所から始めます。そして、そのイメージをお施主様と私どもが共有できた時点で、図面作成の作業に移ります。(普段はコバヤシデザインがデザインをご提案する所から打合せをスタートしています)

 

 

Q5 コバヤシデザインに払うデザイン料(設計料)はいくらですか?

 

A5 コバヤシデザインでは、施工金額の11%を設計料として頂いております。しかし、施工金額が500万円以下の場合は一律55万円(税別)でお願いしております。

 

 

Q6 施工業者は工事の金額にデザイン料込みだと言っているが・・・

 

A6 店舗のデザインは施工の知識があればだれでもできるのですが、良いデザインのお店を作るには、良いデザインを作る為の知識と経験の蓄積が必要です。店舗においてデザインが重要だと考えておられるお施主様は、デザイナーにデザインをご依頼ください。(一般的に言う「かっこいいお店」は、デザイナーがデザインをしています。なんの代わり映えもしないお店は施工業者がデザインをしています。)

 

 

Q7 予算が非常に限られているのだが

 

A7 はい。問題ありません。どんな物件でも、必ず予算はありますし、予算が潤沢にある場合の方が稀です。限られた金額(予算)で、一番良い物(店舗)を買う為には、要素の取捨選択とデザインの費用対効果を考えることが重要です。

 

 

Q8 自分(お施主様)の知っている施工業者や職人に工事をお願いしたいのだが・・・(施工業者はどのようにして選定するのか?)

 

A8 はい。分かりました。特に問題ありません。(地域に密着した施工業者にお願いする場合もありますし、施工業者をコバヤシデザインがご紹介する場合もありますし、或は、入札方式でいくつかの施工業者に見積りを出させて決定する場合もありますし、どのようなスタイルでも問題ありません。その物件ごとにお施主様と打合せをして決定しています。)